堅実な生き方をされる方が多い中、近年日本よりも米国への株式長期投資を試みる方が増えているようですが、
最近米国投資においてあきらかに潮の流れが変わってきたという話を今回書いていきたいと思います。
ところで日経平均株価は29 年ぶりの高値をつけているようですね。
約30年前といえば時は昭和から平成に入ったところで、読者の中にもご家庭において、特に自営を営んでいたご家庭では好景気を実感されていた方も相当いらっしゃたのではないでしょうか。
「村の畑にビルが建つ♫ ペンペン♫」(シビビーンラブソディ)
TVからはこんなメロディーが流れるご時世でした。

筆者の住んでいた街でも急激に田んぼ、畑が潰され、建物に変わっていった様を見てきました。
また筆者がボンボン学校に通っていた高校時代の通学時のバスで、何気ない高校生の会話でよく耳にしたのが、
「推薦で大学に入ったら、親からアウディを買ってもらうんだ」
私を含め、さぞや多くのバカ大学生を世の中は作り上げてきたかもしれません。
一方、今のご時世において、生活の中であまり株高を実感されていないのが現状ではないでしょうか。
どちらかというとコロナのこともあり、
「どうせオリンピックは開催されないんじゃないか」
「どこかで大底が来るに決まっている」
といったような悲観論の方が大多数であり、これからもっと株価が上がるなどといったらなにアホなことを言っているの。と言われかねません。
そういった世の中ゆえ、過去の株式の成績が良い米国長期投資を行うと思う方も多いのですが、
トレンドがグロース株からバリュー株へ移行していく可能性を示唆されてきた話をバフェット太郎さんのチャンネル「バフェット太郎の投資チャンネル」の話を参考に、紹介したいと思います。
まずはグロース株とバリュー株の違いですが、グロース株はグーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルといった、今をときめく成長性の高い企業と評価されている株と理解しておきましょう。
一方バリュー株は、現在は割安な株といったところでしょうか。
先日、製薬企業ファイザー社からワクチン開発のプレスリリースが発表されたことで世の中の株式市場も大きく動きました。
ワクチンが使用されることになり、本格的に経済活動が行われるようになれば
期待インフレ率、長期金利が上昇し、これまで低金利の中で牽引してきたグロース株が売られることになるだろうというストーリーです。
またここ10 年では米国株の運用成績は新興国株よりも良かったのですが、最近米国株から新興国株の方へ、資金が流れ始めてきていることも理由のようです。
その背景には大統領がバイデンへ移行するだろうとの政治的な影響もあるようですが、
米国ドル安のトレンドが新興国株の上昇を押し上げる可能性をあげられております。
筆者がバフェット太郎さんから学んだこととして、
本格的にワクチン開発が成功して行かなければこのストーリーは展開できないことを前提としても、
株式は10 年単位でトレンドが大きく変わっていくということです。
長期投資といえども10 年マイナスならば、筆者ならばどこかで見切りをつけざる得ないと考えてしまうだろうし、
やはり良いトレンドに乗っていくことが大事であると思いました。
一方、アマゾンやフェイスブックといった、今後も世界を牽引する企業はもはや米国企業というくくりに収まらないので、
先進国、新興国といったくくりで評価すること自体が難しくなっていくのではないかとおもいました。
何はともあれ「未来のことは誰もわからない」というのが事実でありますが、
変化が激しい時代ゆえ、世界の流れ、出来事に対して興味を持ち、しっかりと見極めていくことが大事なんでしょうね。
上の写真はランチで食べた街のラーメン屋さんの酢豚定食です。
野菜ひとかけらにも丁寧な味わいを感じられます。(マスターが丁寧に下ごしらえされてますね)
昔と変わらない、素敵な超バリュー店です。
http://tochigiramen.blog.fc2.com/blog-entry-130.html
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“米国長期投資の変換点を感じますね” への2件の返信