最近、将来の予定を考えて、17年前に契約した外資系の積立型生命保険を解約しました。
正式にはその商品は積立利率変動終身生命保険と呼ばれているもので、私が死亡したら家族へ1500万の保証がついてくるのです。
35年間払い、仮に65歳までに死亡しなかったら、積み立てた約1200万は解約返戻金として戻ってくることに魅力を感じ、同僚の先輩から紹介を受けた担当者を通して契約しました。
(その当時、先輩の紹介を断るわけにはいかなかったですね。しかし、その担当者と出会って良かったと心から思っております)
月額約3万円程度の支払額の大方は、貯金のような感覚で毎月の給料振り込み後に引かれていました。
(死亡保障以外にも、がんの入院日保障など様々なものがついておりました)
35年間の支払い折り返し時期といったところで、保険の再考となった理由を書いて行きたいと思います。
解約の大きな理由として2つあります。
一つは今の私にとってはこの先このまま支払い続けても、保険の意味合いよりは貯金の意味合いの方が大きく感じてきたからです。
約17年間のうち、保険の利率は残念ながらほぼ変わっておりません。
ここ20 年ぐらい米国の株価などをみてもお分かりに通り、世界は経済成長しているのですが、、、。
一般的な話として、海外の生命保険では20年間も積立し続けていれば、解約返戻金は支払額よりも大きくなっている可能性は高いです(但し、日本人が海外で契約できるかどうかなど詳細は知りませんが)
貯金であれば支払額の全てを貯金にまわせるし、その分をセゾン投信のような積立投資にまわし、世界の成長の恩恵を受けられる可能性もあります。(当然、一時的に損することもあり得るでしょうが)
もう一つはこれまで積立してきた解約返戻金約500万程度を現在高校2年生の娘が将来必要となる学費費用として、手元に準備しておきたかったからです。
仮に500万を投資し、失敗したら娘の将来にも影響が出てしまうかもしれません。
そういう意味では我が家にとってこの保険は契約期間、生命保険としての意味合いと学資保険としての意味合いで十分機能していたのだろうと思い、満足しております。
2000年頃から多くの製薬会社の営業マンからもカタカナ生命保険へ転職されました。
(私もお誘いを受けて入社の話を聞きに行ったことがあります。今となれば良い人生勉強させて頂きました)
そして積立型の終身生命保険を売って大成功されたかもいれば、そうでない方も多くいたかもしれません。
「今買わなくてもいずれ値段が落ちるから我慢しなさい」
そんな状況で育ってきた背景からか、インフレを知らない世代には積立型生命保険が流行ったのではないでしょうか。あくまでも個人的な推測ですが。
保険を選ぶということは個人の生き方を選ぶことなのかもしれませんが、選び方として今後の世の中の情勢も鑑みていかなければいけないかもしれません。
今の時代、お金、経済などの知識を絶えず吸収していくことが必要であり、ユーチューブなどから有益な情報を得ることが可能です。
日々勉強ですね。
上下の写真は真岡市井頭公園の池のほとりの食堂です。
コロナの影響で公園に来て餌を与えるお客様が減り、アヒルも食堂まで出張せざる状況の様です。
考えさせられますね。

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